2021年10月06日

流行りのインデックス投資とソーシャルレンディングを比較してみる

数年前から流行りだしたインデックス投資って結局なんだ?


数年前くらいから、「日経平均・S&P500に投資する」などといって、インデックス投資が随分と流行り始めました。

基本的には、リスク軽減が目的となっている


まずは、このインデックス投資について簡単に説明すると、

要は、個別の株式銘柄を買うと、その後の急落などが怖いので、

いわゆる「市場平均」を買っておけば、そんなに一気に暴落することはないのではないか、と、

少なくとも、「上場廃止で株券が紙くずになってしまった!」なんていう事態は避けられるのではないか、というのが、その基本的な考え方です。

1社だけ、とか、2社だけ、の株式に集中的に投資していると、当然、不祥事やスキャンダルなどをきっかけに、株価が暴落してしまうこともありますが、

数百社~数千社に資金を分散していれば、そのうち1社~2社程度の株価が暴落したところで、

ポートフォリオに対して1社が占める割合は、0.1パーセント程度~高くても1パーセントちょっとでしょうから、

ダメージを軽減できる、というわけです。



この考え方は、実はソーシャルレンディングと比較的似ていて、ソーシャルレンディングの場合も、複数のソーシャルレンディング事業者、かつ、複数のファンドへと、資金を分散投資することが普通です。

できるだけ沢山の銘柄・ファンドを利用することで、リスクを分散する、という考え方ですね。

市場全体がちょっとずつ成長していくことに期待する


同時に、いわゆる「市場」というものは、少しずつ成長していきます。

というのも、少なくとも上場している全ての会社は、「前年比増収・増益」を、基本的な目標にしています。

そうしないと株価は基本的に上がりませんし、

いつまでも株価が低迷を続ければ、株主によって、経営陣が刷新されてしまいます。

別の大企業から買収されるリスクも高まります。

最近では、SBIが新生銀行を買収する、なんていうニュースが話題を集めていますね。

こうした買収リスクから身を守るためにも、自然、企業というものは、増収増益を目指すように定められているわけです。



そうして全ての企業が、競争を繰り広げながら、増収増益を目指す、という経済活動を進める中で、

競争に勝った企業を中心に、株価は少しずつ成長していきます。

競争に敗れた企業の株価も、買収目論み等によって、自ずと上昇します。



こうした「少しずつの成長」もまた、インデックス投資を通して、リターンとして享受していくことが目指されているわけです。

ソーシャルレンディングとインデックス投資って、どう違うのか


僕は個人的に、ここ数年、ソーシャルレンディングにメインで投資しているわけですが、

そんな僕から見ると、インデックス投資には、ソーシャルレンディングとは違う魅力もあるし、

はまたま、「この点は、ソーシャルレンディングと比較して、ちょっと見劣りするな」というポイントもあります。


ソーシャルレンディングと違い、利回りが事前に見えない、というのはデメリット


ソーシャルレンディングの場合、良くも悪くも、各ファンドの利回りというのは、出資の事前である程度見えています。

勿論、あくまでも「期待利回り」が提示されているだけですから、

目論み通りの利回りが確保できないこともあります。

ただし、よほど為替変動などに巻き込まれない限り、

貸し倒れや延滞が生じない場合は、リターンというのは、事前約定通りの内容となることが一般的です。

年率換算で5パーセントの期待利回りを目指しますよ、というファンドは、基本的に、1年後には5パーセントの利益を出していますし、

逆に、年率換算で2パーセントの期待利回りしか出しませんよ、というファンドが、急に5パーセント、10パーセント、という分配を出すことは有りません。



これに対して、インデックス投資の場合、投資対象とするインデックス(例えば、日経平均)が、1年後にどれだけあがっているか、なんていうことは、誰にも分かりません。

このため、インデックス投資というのは、基本的に、数十年単位のホールドを前提とした、長期投資、となるわけです。



このように、「いつまでに、どの程度の利益が得られるのか」が見えづらい、という点は、インデックス投資のデメリットだなーと感じます。

場合によっては数百円程度から小額投資できる、というのは、インデックス投資の利点


反面、インデックス投資の最大のメリットだな、と感じるのは、ネット証券会社などを使えば、数百円から投資できること。

楽天証券やSBI証券を利用すれば、毎月の積立投資も、100円から設定できます。



この点、ソーシャルレンディングの場合、そもそも、「積立投資」等というサービスも提供されていませんし、

各ファンドへの最低投資額は、どれだけ小さくとも、1万円程度は必要です(なかには、1円から投資できる、というソーシャルレンディングサービスもありますが…)。



特に若年投資家にとっては、投資用資金を確保する、というのは、簡単な事ではありません。

その点、100円から始められる、というのは、大きな利点と言えるでしょう。  


Posted by よっしーろう at 09:38